大内宿について

大内宿の歴史

大内宿は、江戸時代に日光と会津若松を結ぶ会津西街道(下野街道)の宿場町として栄えていました。明治以降は交通路の変化の影響で宿場としての重要度が減り、衰退していきましたが、昭和42年に相沢韶男氏(のちの武蔵野美術大学教授)によって発見されたことで再び活気を取り戻すきっかけとなりました。

昭和56年には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され、年間80万人を超える県内有数の観光地となりました。大内宿を守る住民憲章「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、大内の景観・伝統的な屋根葺きの技術を未来へ繋いでいく活動を続けています。

大内宿の主なイベント

大内宿茶会

旧本陣を模して再建された町並み展示館前で開催される茶会。日本の伝統文化である茶道や、着付けなどを体験できます。

大内宿半夏祭り

毎年7月2日の半夏の日に行われます。高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつった「高倉神社」の祭礼で、家内安全や五穀豊穣を祈願し地区内を練り歩きます。
神輿を中心に烏帽子をかぶった白装束の男衆や案内役の猿田彦命(さるたひこのみこと)らが粛々と行列をつくります。

大内宿雪まつり

毎年2月の第2土・日曜日に開催。日本一の団子差しや演舞などの催しがあり、1日目の最後を飾る打上げ花火が町並みを華やかに彩ります。期間中は、雪燈籠や雪蔵をお楽しみいただけます。

ほかにも、大内宿ではさまざまなイベントを開催しています。

最新のイベント情報は大内宿観光協会のホームページをご確認ください。